ヴィオラ・柘植絢円さん（使用楽器Cat.no.37 アントニオ・カペラ 2005年製）の活動リポートです。

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活動報告：
7月のSTROANコンサートでは、モーツァルトの協奏交響曲をアゴスティーニ先生と共演させていただきました。大好きな曲をオーケストラの方たちと素晴 らしいホールで演奏することができ、関係者の皆さま、応援して下さった皆さまには心から感謝しています。今回、自分自身の演奏を改めて見つめ直し、新しい課題も見つかりました。アゴスティーニ先生から吸収した学びを自分のものにして、いつか先生のような音質に一歩でも近づけるよう精進していきたいと思います。

8月は霧島国際音楽祭へ参加し、集中的な充実した2週間を過ごしました。期間中は個人レッスンの他に、祝祭管弦楽団の演奏会にも出演しました。日本各地から集結したプロのオーケストラプレイヤーの音楽を肌で感じ、刺激を受けると共に自分とのレベルの差を痛感しました。そして、マスタークラスでは霧島国際音楽祭賞をいただきました。受賞者ガラ・コンサートは地元の方々も聴きに来て下さっていて、大きな舞台から見た満員の客席と盛大な拍手は今後の励みになりました 。

9月のSTROANコンサート では、 叶澤先生の公開レッスンを受講させていただきました。 実は小さい頃に一度お会いしたことがあったのですが、全身から音楽が溢れ出るような先生の格好良い演奏スタイルに当時から憧れていたので、 まさか10年越しにレッスンを受けられる日が来るなんて、このような機会をいただきとても嬉しかったです。レッスンでは、オーケストラのオーディションを受けるときの心構えや、演奏する上で絶対に忘れてはいけない音楽の本質的な部分を教わりました。今回学んだことをオーディションはもちろん、今後の音楽人生へ繋げていきたいです。

2023年10月9日

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柘植絢円