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チェロ・黒川真洋さん(2023年7月~9月)

チェロ・黒川真洋さん(2023年7月~9月)

チェロ・黒川真洋さん(使用楽器Cat.no.33 ロレンツォ・マルキ 1983年製)の活動リポートです。


活動報告:

7月から9月はドイツの長期休暇期間で、今年は日本に帰国せずヨーロッパに残りました。
教授が学校を退官されたのですが学校には籍を残した状態です。
今までカールスルーエで時間を過ごすことが多かったのですが、今年の夏はオーディションも兼ねて少し遠出もしました。Leipzig,Berlin,Hamburg… また原田禎夫先生もドイツに在住のため、少しレッスンをしていただきたく友人らとチェロを持ってご自宅へお邪魔しました。久しぶりに先生にお会いできて、本当に本当に嬉しかった、思い出の1日です。

またベルリンフィルが毎年行なっている野外コンサート。ここに訪れることが私の昔からの夢でしたが、遂に叶いました。Waldbühne、とても自然豊かで壮大な場所でいつか自分もここで弾いてみたいなあ、と大きな目標が新たにできました。

コンサート、非常に素晴らしく、ベルリンフィルの音色をたっぷり浴びてきました。

野外コンサート会場の様子

 

地域によって街の様子が全く違い、とても面白い旅でした。
またWien,Grazにも遊びに行き芸術にたくさん触れ、自分の価値観をアップデートできた夏休みを過ごすことができ、とても満足しております。

Wien

Wien – Schubert像

Graz


 

現在はThüringen Philharmonieにてtuttiの籍に合格し、現在は経済面においても自立できております。人生で初めてオーケストラの仕事を本格的に8月の末から始め、野外でのコンサートを経験しました。お客様が食事をしながらオペラやコンサートを楽しむ姿を間近で見て、忙しい生活を毎日過ごす中で芸術を心から楽しむ時間を求めている人がいることが実感できて弾いているこちらも幸せでした。


またツアーで小さな街から大都市までオーケストラで動いていますが、その地域のそれぞれのホールで色んな音響環境にも触れ、そこで素早い反応を求められることは非常に勉強になっています。短期間で多くの曲を次々とこなしていかなければいけないオーケストラの仕事、まだまだ慣れることに時間が要しますが大変というよりは楽しんで譜読みをしています。

現在のオーケストラには12月まで在籍し、先日ベルリン国立歌劇場のアカデミー生に合格が決まり12月から2年間ベルリンを拠点に活動します。
カールスルーエにはまだ籍を置いていますし、学校のオペラのプロジェクトにも参加しています。
しかし夢であったベルリンの歌劇場で2年間主にオペラ、そしてシンフォニーも学べる幸せで今は頭がいっぱいです。

Berlin – Unter den Linden付近

 

ドイツのオーケストラのオーディションをたくさん受けましたが、毎度自分の精神を保つことが非常に難しくたくさん悩みましたが、教授、先生方、友人らが私のことを信じてくれていたことで強くなりました。これはここでしか鍛えられないなと非常に感じます。

また来月11月も多くのツアーがありますが心強い私の相棒(チェロ)と共に冬を楽しみます!




【プロフィールはこちら】
黒川真洋

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