2024.07.17
ヴァイオリン・山口ゆららさん(2024年4月~6月)
ヴァイオリン・山口ゆららさん(使用楽器:Cat.no.38 ヨアヒム・アントニオ・カペラ 1996年製)の活動リポートです。
活動内容:
新生活が4月から始まり、慣れない生活リズムや環境の中で、次々とやって来る課題と共に目まぐるしい日々を送りました。
ここ3ヶ月のまとめとして4月に入学した東京藝術大学での生活を少し書こうと思います。
東京藝術大学では弦楽器の1年生は弦楽合奏という授業が必修であります。
私はこの4年間を共にする仲間との合奏に心を躍らせ、初めの授業の日を楽しみにしていました。1年生全員が第1ホールに集合した初めての合奏の授業はアイネ・クライネ・ナハトムジークでした。尊敬できる仲間とこの歴史ある学校で学べることがとても嬉しかったです。
この文章を書いている日にはもう前期終了が間近です。本当に半年があっという間で、きっと4年間の大学生活もあっという間だろうと思いました。
また、この楽器を貸与していただいてからもう4年が経ちました。
オーディションを受けた時には、外出する人々がマスクをしなくてはならない生活でした。高校もオンライン授業が多かったです。
こうして考えると、この4年間で私を取り巻く環境も、私自身も大きく変わったと思います。
この楽器と共にたくさんの舞台に立てたこと、そしてこの楽器と共に私自身も成長できました。これからも変わっていく部分も、変わらない部分もあると思いますが、両方とも大切にして音楽を楽しんでいきたいです。
【プロフィールはこちら】
山口ゆらら