No. ３２　アルベルト・デンティ 1991 のヴィオラ貸与者 山本珠里杏さんが、この度楽器を返却されました。

山本さんは、スイス留学から帰国された後は、日本各地を訪れ、貸与楽器を弾いてくださいました。ソロのみでなく、室内楽やオーケストラで幅広くご活躍中です。サラマンカホールの企画では、STROANコンサートのみでなく、ロビーコンサートやクララザールでも演奏いただきました。

貸与楽器について、「A線も柔らかい音で、中低温も深みと響きがありヴィオラらしい音がこの楽器の魅力」であると語ってくださいました。　

山本さんの益々のご活躍を、サラマンカホールスタッフ一同、心よりお祈りしております。

（写真左：2024年7月20日百武由紀先生のヴィオラレッスンを受ける山本さん、右：同日ソロコンサートにて）